立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

11月19日(土)の志ら玉

雨のち曇。
11:40起床。

西武新宿駅から十数分歩き、東新宿方面。
新宿文化センター「新宿区若者のつどい2016」。

館内各階各所で色んなイベント行われるなか、大ホールにてはアイドルライブ。
14時半より六組。
1800人の椅子席ホール故、暗がりの中座ってのんびり見られる。
一組目BANZAI JAPANの途中から、最後まで。

むすびズム
カワイイ系グループ。

・東姉妹♀
「生ハムと焼きうどん」東理紗が、妹二人と組んだ三姉妹の三人組。
初披露。
基本「寸劇」スタイルだが、素人の妹二人を欽ちゃんばりに操る図が嵌る。
「生うどん」に対しては、彼女達の手慣れた小演劇団感がどうも苦手なのだが、東姉妹♀にはやられる。
こちらも、たまにでいいので続けていって欲しいものである。

おやすみホログラム
「生うどん」寄りのお客がどっとロビーに去り、アウェイ感漂うところからのスタート。
矢張り序盤苦戦していたが、客席に下りて、煽る「場外乱闘」スタイルで盛り返す。
厳密には注意事項に含まれる「反則攻撃」だが、客側が大人で、それを受け止める感じ。
良い化学反応で大変盛り上がる。
通路を疾走する図は、そのアグレッシブさに感動的ですらあった。
が、客層によっては大荒れ引き起こした可能性もあっただろう。

・寺嶋由芙。
休憩挟み一転、安定安心の明るく楽しい「王道プロレス」。

Negicco
目当てのお客も多く、トリに相応しい風格。

MCのギュウゾウ氏を含め、各々個性が上手く絡み、第一試合からメインまで、トータルで興行を盛り上げた印象。
例えるならかつての全日本プロレス興行。
それも後楽園ホールや武道館の様な余所行きの興行でなく、地方の売り興行。
全試合トータルで、多様なお客さんをきちんと満足させる「明るく楽しく激しいプロレス」。
恐らく偶然だろうが、ブッキングの妙と試合順でそうなった印象。

東白楽。
18時半、神奈川公会堂和室「ひとつき十冊」。 
イメージ 1

ドジブックス氏進行で、丸岡巧氏・倉庫の二階村田席亭氏・墨田ペトリ堂氏。
演者側が、「演芸」的な構成ルールを解し、踏まえた上での進行と流れ、と云うか。
そしてメンバーの特性大まかに掴んでいるからか、先月よりも安定感ず。
「演芸」寄りの会話が私的好みでもあり、三時間の長さ感じさせず。
良い流れのバランスと、客席側含めた程良い緊張感保たれた状態で、上手く四人の絡みがスイングしていた。
単なる「本」についての会話だけでない、寧ろ「本」を媒介とし「知的」・「文化的」好奇心を刺激する楽しい会。

打ち上げに参加させて頂き、新しいお客さんとも交流する良い機会に。
墨田ペトリ堂氏に落語関連文庫本数冊頂戴す。

0時半帰宅。