立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月22日(土)の志ら玉

7時に目覚めるが、また昼まで寝る。

13時半、NHK-BS、高橋栄樹監督「DOCUMENTARY of AKB48 The time has come 少女たちは、今、その背中に何を想う?」。
2014、東宝
AKB48ドキュメンタリー映画四作目。
大島優子卒業を軸に、大組閣、握手会刺傷事件、渡辺麻友総選挙一位といった事象。

夕方、中野四季の森公園。
「中野アイドル文化祭」と題された屋外ステージイベント。
仮面女子候補生から、マボロシ可憐GeNe、DIANNA☆SWEET、notallまで眺める。

東銀座。
19時、東劇、シネマ歌舞伎スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」。 
イメージ 1
原作漫画には全く無関心であったが、当芝居自体面白いと薦められ、スクリーンにてだが鑑賞す。

漫画キャラクターの派手さが荒事風の消化のされ方で、思いのほか違和感無く見られ、自分でも驚く。
猿之助の台詞廻しが、先代のスーパー歌舞伎そのもので、スーパー歌舞伎を通じ「ワンピース」の世界が江戸歌舞伎に繋がる。
扱う材や人物は歌舞伎とは無縁だが、そこに展開されるものは紛れもなく「歌舞伎」。(それは「江戸の風」というキーワード解明に通ず。)
そして「スーパー歌舞伎」とは確かに異なる、正に「スーパー歌舞伎Ⅱ」を名乗るだけの作品になっている。

エキセントリックなオカマの役柄の巳之助、汗水垂らしての大奮闘。こういう現代劇的な、一種「小劇団喜劇」的な芝居が出来る御仁とは思わなかった。感動させられる。
今までどの役を見てもぴんと来なかった男女蔵だが、当悪役ぴったり嵌る。本質は現代劇向きなのかもしれない。
段四郎丈の姿を久方振りに見る。

シネマ歌舞伎」だけに映画向けに編集、またカットされた場も有り。
来年の再演決定の由、是非劇場で見たい。

22時帰宅。

1時、ムービープラス、マシュー・ヴォーン監督「レイヤー・ケーキ」。
2004、英。
ダニエル・クレイグ主演。
麻薬ビジネス引退しようとしていた男が巻き込まれる事件の数々。
洒落た映像と展開。

4時就寝。