立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月17日(水)の志ら玉

台風一過で猛暑。
あまりの暑さで10時に起きるも、保冷剤の枕で昼過ぎまで無理やり寝る。

午後、東銀座。
歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」。
幕見の為並ぶ。 
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第三部幕見鑑賞。
「土蜘」。
土蜘の精、橋之助。貫禄。
獅童、無難にこなしている様に見えた。違和感感じさせない分成長か。
團子、将来感じさせる芝居センス。

廓噺山名屋浦里」。
タモリ原案の鶴瓶師匠口演落語の歌舞伎化。
クレジット上は、くまざわあかね原作、小佐田定雄脚本。
ブラタモリ」収録時に吉原で聞いた話を、タモリ鶴瓶師に話したものを落語にしたという経緯。
本来は「江戸」的な美談が肝のエピソードが、鶴瓶師から小佐田先生まで経由した終着点には極めて「上方」的な芝居になってしまった印象。
逆に、「江戸歌舞伎」という枠にはめてしまうのは勿体無い。
現段階では、松竹新喜劇や新派喜劇の演出で上演した方が遥かに合っている芝居だと思う。
勘九郎七之助彌十郎扇雀
鶴瓶師子息駿河太郎、上方弁の牛太郎で出演。
20:55終演。

22時帰宅。

オリンピック女子レスリング中継見て、2時就寝。
熱帯夜でなかなか眠れず。