立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月30日(月)のらく里

14時半起床。

真打トライアルチケットの諸々のメール連絡。
色々変更有ったり、差配が大変だ。

三ノ輪。
18時半、お囃子稽古。
屋台囃子を中心に。

帰宅し、「吉田類の酒場放浪記」を途中から視聴。

遅い夕飯。
しゃぶしゃぶ風鍋物

新潮社、清水潔「殺人犯はそこにいる」読了。
ノンフィクション。
副題「隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」。
著者の他作「桶川ストーカー殺人事件」同様、地道な取材と遺族に対する真摯な姿勢で事実を探り出していく。
そして「桶川事件」同様、いやそれ以上の検察・警察に対する不信感。
また、それを越えた絶望感。
それは本書でも触れらているが「免田事件」に遡った後も体質は全く変わっていない。
足利事件」の菅家氏冤罪と、「横山ゆかりちゃん事件」まで続いていると思われる五件の真犯人「ルパン」の特定、そして死刑執行された「飯塚事件」冤罪の可能性、と怒涛の展開が続きクラクラする。
警察発表垂れ流しの「マスコミ報道」にも「桶川事件」の既視感。
労作であり衝撃作。