立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月3日(木)のらく里

13:20起床。
一日中雨。

読み始めた古川ロッパ著「あちゃらか人生」より。
マチュア時代のロッパ初舞台といえる大正十五年第一回ナヤマシ会、芝の協調会館でのその出演者に関して。
徳川夢声大辻司郎山野一郎松井翠声らと共に「当時半分アマチュア、半分プロフェッショナルの落語家になっていた正岡容」との記述有。
「『気養い帖』という自作落語をやった。」とある。
早速東大落語会編纂の落語事典を調べると、この「気養い帳」という演目は載っていた。
粗筋と五代目三升家小勝が得意にしていたとの解説はあるが、正岡容作とまでは書かれていない。

日暮里。
雨の谷中墓地通りを歩いて花を愛でる。
色川武大先生のお墓参り。
墓石に大きななめくじ。

いい雰囲気の蕎麦屋に入る。
軽く飲んで、大もりを手繰る。

早寝。