立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

1月7日(火)のらく里

13:50起床。

夕方、末広町
2月勉強会のチラシ印刷。

上野広小路亭にチラシ置きし、その足で京橋・フィルムセンター。
山田洋次監督「故郷」。
瀬戸内海の石運び船一家の話。
倍賞千恵子・井川比佐志・笠智衆
どことなく怪しい魚の行商人、渥美清がよそ者のアクセントになっている。

春日太一「天才 勝新太郎」読了。
内容充実の一冊で満足。
大映映画以降、勝プロ時代の「座頭市」や「警視K」、黒澤明との「影武者」騒動なども詳述。

役にのめり込み過ぎて勝新太郎座頭市がどんどん同化していった話が興味深い。
テレビ版「座頭市」の監督もしていた勝新が、カメラを覗きながら「座頭市はどこにいった!」と叫び出したエピソードが好きだ。

また、スタッフ・役者共々充実感溢れる勝プロ撮影現場を体験したゲストの中野良子が「帰りたくない」とごね出し、勝プロの助監督を志願したというのもいい話。

内容が非常に良いのにタイトルが凡庸で、他の安易な勝新本との差別化出来ずに勿体ない。
「俺 勝新太郎」や「おこりんぼさびしんぼ」位の素敵なタイトルつけてもらわないと困る。

朝原雄三監督「釣りバカ日誌14」鑑賞。
テレビ録画していたもの。
末廣亭のシーンで、東京ボーイズ先生と里光兄さんが出ていた。