立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月15日(火)のらく里

10:20起床。

半蔵門国立劇場
正午開始。

「一谷嫩軍記」。
熊谷次郎直実・幸四郎
寝不足でこういう時代芝居見るもんじゃあない。
半分位寝ていた。

「春興鏡獅子」。
染五郎の舞踊。
前半の女小姓が殊の外良く、驚いた。
染五郎女形のイメージほとんどないが、本質はこの人女形ではないか。
後半の獅子でも踊りの上手さ確認。

胡蝶の精の金太郎・團子も良し。
子役の團子が、高麗屋の芝居に出るというのはどういうことなのか。
香川照之幸四郎、もしくは染五郎との関係か。

長唄・鳴物との呼吸も合っており、一体というに相応しい気持ち良い舞台であった。

小屋出ると雨。
隣の伝統芸能情報館ちらっと見物。
勧進帳の世界」。

地下鉄移動で名画座・新橋文化。
18:10から二本立て。
台風が近づいている為お客七、八人。

「間諜X27」。
1931年製作。
マレーネ・ディートリッヒ主演の女スパイ物。
ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督。

「黄金狂時代」。
チャップリン物をスクリーンで見るのは初めて。
これを少人数で見られる贅沢。
パンのダンスや小屋が傾くギャグ等の名シーンは当然覚えているが、バーのシーンはすっかり忘れていた。
哀愁漂う後ろ姿のカットが最高だ。

映画館出ると、まだ雨激しくはなく助かる。
 
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