立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月4日(木)のらく里

13時半起床。
久しぶりの晴天。

秋葉原・ドレスホール。
「ハイパーヨーヨ独演会」。
hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)、数ヶ月ぶり。今年初。

開場前に行列出来ていた。
最後方の椅子に立って観覧。
ダブルアンコール込90分超。
これで無銭なんて、やっていること素晴らし過ぎる。
お金取った方がいいと思う。

新譜がインドネシアのダンスミュージックであるファンコットなので、そのアレンジバージョン多数。
高野政所氏の仕事。
アジア的というか、中東的というか、盆踊り的というか、何ともいえない土着的トランス感が最高だ。
決して「欧米的カッコよさ」でないのがカッコいい。

ただ一つ不満なのは、既に9nine高野政所氏のファンコットアレンジ曲出しており、その後追いということ。
9nineのその楽曲は、テレビのタイアップ曲でもあったので非常に馴染みやすいバージョンであった。
それに引き替えハイパーヨーヨ版は、数段ぶっ飛んでおりこちらの方がより濃厚で現地的なのだが、その点はやはり二番煎じ感ある。
ハイパーヨーヨはあらゆる面でのアレンジは上手いが(プロデューサー・江崎マサル氏の仕事)、本当の「オリジナル」という意味ではまだ作れていないのでは。

私の見ていた真横が音響・照明ブース。
プロデューサーの江崎氏がノリノリで機材を操作。
自然に体を動かしたり拳上げたり、こっちにも楽しさ伝わってくる。
まともにタレントの舞台見てもいない運営側もいるこの世界。
作詞作曲も務めるプロデューサー氏が、ライブ楽しんでいる現場がつまらない筈がない!
ある程度のレベル維持しているグループは、マネージャーなりプロデューサーなり担当者なりが、大概客席後方や袖で舞台と客席の出来や反応をチェックしているものだ。
そうじゃないと後でタレントにダメ出せるはずないから。
これは事務所大小に関わらず完全に熱意の問題だ。

ファンコット噛みしめながら帰宅。

勉強会用ネタ覚え始動。
また、来週の講演仕事の構想を少し考える。