立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月31日(日)のらく里

11:20起床。
曇。道路はさっきまで降っていた雨で濡れている。
今日は屋外ライブなので天気が心配。
カッパを持って家を出る。

よみうりランドオープンシアターEAST
私立恵比寿中学「狂い咲きエビィーロード」。
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風が冷たい。
上手側後方席。

14:30定時開始。

大舞台故当人達は一生懸命も、いつも通りの程よいグダグダ感があり、「学芸会」テイスト残っていたのが逆に素晴らしかった。
ばっちりリハーサル通り、歌もフォーメーションもぴったり揃う、そんなエビ中なんてつまらない。
そこから自然とはみ出してしまう九人の個体差こそエビ中最大の魅力だから。
変に「作品」意識なんか持たず、このテイストのままどんどん成長して欲しい。
東京ドームでこのままの「学芸会」見られたら最高でないか!

勿体ない点は舞台演出。
開演前のピエロの大道芸と、着替えの間の映像が、場つなぎ以外の意図見えずお寒い。
舞台演出としてのセンスが感じられず残念。

特記としては、アンコール後の廣田あいかさんの荒ぶり方が凄まじい。
中野のライブビューイング見た時も感じたが、彼女はアンコール後更に激しくなる。
彼女なりの信念で、全力を出し切るラストスパートの意なのだろう。
長髪を振り乱して狂ったように踊る様は、さながら「紅葉狩」の鬼女であった。
ぁぃぁぃに目線釘付けになる。

ダブルアンコール込みで約二時間半。
どうにか雨降らずに済む。
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遠路、両国亭。
倉庫の二階席亭氏主催「国語算数理科社会」勉強させていただく。
開始20分遅れで到着。

「オールナイトチョメチョメ=落語内人物的会話説」は非常に腑に落ちる。
納得。感心。

途中に曲挟み休憩取るスタイルは、ラジオを彷彿とさせ、息抜きプラス音楽的発見としても面白い。
そう考えるとラジオというのは良く出来た番組構成だと新発見。
開始が早まり時間延長されたので、音楽知識豊富な席亭氏故、途中でもう一曲くらい挟んでもいいかもとも思う。

打ち上げ参加させてもらい、終電前に清く解散。