立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月28日(木)のらく里

正午、図書館からの電話で起きる。
予約していた故中村勘三郎勘九郎時代のDVDボックス、状態劣化で貸出禁止になったとか。
ガーン!
見たかった演目沢山あったのに。

池袋にて映画鑑賞。
タランティーノ監督「ジャンゴ」。
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三時間近い長さを全く感じさせない。
相変わらずの復讐譚に相変わらずのタランティーノの映画オマージュをぶち込んだ相変わらずの最高ムービーであった!

前作「イングロリアス・バスターズ」は、ナチスという舞台設定が、どうも私には欧米的なステレオタイプの絶対悪に感じてしまい(ユダヤ人問題に対する文化的未成熟故だが)若干冷めて見てしまったところがあった(勿論その上でも非常に面白かったが)。
だが今作は、黒人問題というテーマが私の興味あるところだったので、先ず舞台設定にグングン引き込まれた次第。
町山智浩氏も語っていたが、アメリカが蓋をしてきた南北戦争までの黒人に対する「事実」が描かれていると思う。