立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

12月15日のらく里

12:50起床。
さらっと稽古して移動。

初めて武蔵野線越谷レイクタウン駅に下車。
16:30、落研古参Y先輩と待ち合わせ。

17:00、イオン越谷レイクタウンシネコンにて、私立恵比寿中学中野サンプラザ公演ライブビューイング。
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今のエビ中の勢いから、一応先行予約でチケット取ったのだが…館内ガラガラ。
キャパ150弱の映画館に半分以下の入り。
ずっこける。うーん、ここまで少ないとは。
しかしお客の女子率高いのは、今後のエビ中にとって大いなる強み。

いざ開演。
スタンディング態勢取るも、立ち上がるのは20人程。
コールなどの音頭取っているのは4、5人か。
やや寂しい。
持ち込みの缶チューハイ飲みつつスタンディングで観戦す。

エビ中のジャングル大冒険」と銘打ってあり、ジャングル世界にタイムスリップするという演出。
ストーリー一応あるが、山場がなく内容も薄い。
また、曲の繋ぎに一言二言不必要な会話が入る演出の間の悪さが目に付く。
ならば数曲続けて歌った方が良いのに。
メンバーも寸劇のきっかけ台詞などに気を取られ、振り回された感あり。
ストーリーのメリハリつけて、笑いを多くすれば大分違っただろうに。

しかし、エンターテインメントとして楽しませようという意図と心意気は受け取った。
見ていて別に嫌な気持ちにはならなかったが、勿体ないなぁと強く思う。

余計な演出がなくなったアンコール後は抜群。
歌とダンスを集中して見られる。
素晴らしい。
最後の全員挨拶でこちらも涙。

ライブビューイングとして見ると、メンバー9人を常にアップで追おうとするが、追いきれていない。
勿論アップでしか知り得ない発見もあったが(りななんが、曲中あんなに表情作っているとは!)、2、3人をとらえた画多めでも良かったのでは。
また個性溢れるメンバー9人の対比が魅力のグループなので、フォーメーションわかる完全引きの画ももっと欲しかった。
まぁDVD化の際はきちんと編集され、改善されるだろうが。

以上が全体の流れについて。
以下にはメンバー個別の気になった点を幾つか書き記したい。

先ず鈴木裕乃さんの最後の挨拶。
エビ中の入口はぁぃぁぃと言われていますが、私はエビ中の出口と言われます。そうならないように頑張ります。」という意の発言があった。
「やる気がないと言われている」裕乃さんだからそのように思ってしまうのかもしれないが(一部ファンも本人も)、「出口」なんということは断じてない。
彼女は一生懸命やっていても努力が努力に見えない、それどころかやる気がないように見えてしまうタイプ(!)であり、それが彼女最大の個性・武器なのだ。
その一見わかりずらい個性故、決して「出口」なんかではなく「洞窟の深淵」だと私は思っている。
件の発言から推察するに、彼女が自分はアイドルに向いてないと思ってしまうのでは、というのが一番の心配だ。
例えば早見あかりのように。
一見アイドルに向いてないアイドルこそ実は最高のアイドルなんだ。
それは、早見あかりのように。

ユニット曲披露あったが良曲多し。
みれい(星名美怜)・なっちゃん杏野なつ)が、やかんを持ってカップ焼きそばのことを歌う「for you」(ピンクレディーフォロワー曲。パロディ曲?)は流石にポカンとしてしまったがw。
なかで真山さん(真山りか)のソロが私的ベスト。格好いい良曲。
大人っぽいジャジーな曲だが、彼女らしい力強さで唄うそのギャップがいい。
歌詞は森高的、歌っている佇まいに指原ソロ姿がオーバーラップ。
彼女のソロ向きな面を確認。

驚いたのは柏木ひなたの成長。
この年代は数ヶ月でどんどん変わる。
安本さん(安本彩花)も大人っぽくなっていてドキッとする。
しかし何といってもひなたは、かわいかった。

ぁぃぁぃ(廣田あいか)のプロの仕事ぶりに感心す。
ラストに涙こぼすメンバー多いなか、終始堂々とした姿勢。
一番きちんとした形の挨拶を披露していた。
廣田プロと呼ぼう。
またダンスの荒ぶり方も目を引く。
アンコール後、疲労から明らかに声出ずらい、動きが鈍るメンバー出るなか、彼女は手足もげよとばかりに踊っていた。
歌上手く、声量有り喉も強い。
瑞季とのユニット曲も良かった。
改めて素晴らしい逸材だと再認識。
彼女はエビ中の「入口」どころか、アイドルの「入口」になる存在。

あくまで私見だが、ももクロに関しては、現段階で、いずれ来るであろうグループ消滅後の個々人の活動が具体的に見えてこない。
正直、ももクロという肩書きがはずれてソロになる不安感の方が強い。
が、エビ中に関しては、早く将来の個人活動が見たい思いの方が強い。
9人にそれぞれ無限の可能性が見える。
そう考えると、今9人が一緒に活動していることすら不思議な感覚、奇跡すら感じてしまうのだ。

Y先輩と同施設内の寿司屋にて反省会。
楽しくてつい日本酒数本飲んでしまう。
ご馳走様で御座いました。

パソコンにてツイッターで軽く感想呟いて就寝。