立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月13日のらく里

11時起床。

夜のネタ稽古。

夕方、ドキュメンタリー取材N氏いらっしゃり自室にて稽古風景の撮影。
自宅から一緒に夜席に向かう。

こんな時期に足立区の花火大会が行われており、北千住駅は混雑。
通過する窓から群集を眺める。

上野広小路亭立川流夜席」。
円菊師匠死去の楽屋貼り。
数年前、新宿三丁目駅でお弟子さん(息子さんの菊生兄さんか)に手を引かれゆっくりゆっくり歩いていた姿をお見かけした。
当時はまだ寄席に上がっていたから、あれは末廣亭の帰りだったのだろう。
また素人時代、寄席ではネタをあまり変えない人が多かったなか、色んな噺聞かせていただいた。
合掌。

トップの18:30上がりで「目黒の秋刀魚」。
季節ネタ故一年振りに高座にかける。
前半つっかえつっかえ。
取材入った稽古ではしゃべれていたのに、自分のハートの弱さが嫌になる。
そして、踊り「なすかぼ」。

終演後、N氏と居酒屋にてお話し。
酒が進むにつれ、私の愚痴や悩みを聞いてもらうような形になってしまい申し訳ない。
後で反省す。

飲んでいた途中、今夜の広小路亭にいらっしゃっていたというお客様に声かけていただく。
有り難い。
嬉しくて、思わず千社札を差し上げてしまう。