立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月25日のらく里

11:30起床。
寝床に入りながらニュース見ていたが、二度寝
13:30再起床。

明後日の銀座の会での噺稽古。

夕方、九段下。
日本武道館・「ゆび祭り」。
AKB48改めHKT48指原莉乃中心のアイドル祭。
指原含む全10組。
事務所やレコード会社の壁を越え、これだけのメジャーグループばかりというのはテレビ番組収録以外では初に近いのでは。

武道館入る前に物販の列に並ぶ。
ちょうどその付近でももちこと嗣永桃子がテレビ用のレポーター仕事をしていた。
行列が彼女のすぐそばを通る。ももち細っ!
物販テントで東京女子流新Tシャツ購入。

会場に入る。
場所は下手二階のかなり上方だが、傾斜きつい武道館なので舞台は見易い。
今回このプレミアチケット、東京女子流枠の抽選で当たったので、仁義を通し女子流Tシャツで観覧。

開始直後のVTRで指原の謝罪的なものが流れる。
そして全グループ入場してのオープニング。
司会は指原本人とイジリー岡田(!)。
指原トリ以外は事前抽選での登場順。
各持ち時間10分。
 
以下出番順に感想。

私立恵比寿中学
全員X風ビジュアル系ロッカースタイルで登場。
そこで「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」一曲のみという思い切った構成。
しかし衣装・髪形・メイクが奇抜過ぎて誰が誰だかよくわからない!?
初見客には全く訳がわからないだろうが、そもそも初見客相手にしていない。
その潔い攻撃的姿勢は良し!

乃木坂46
テレビで見ている通りかわいいんだけど、ライブとしてこちらに響くものはなかった。
MCもゆるく、対外的なお客が想定の感じじゃあないよな、と思う。

ぱすぽ☆
CA的設定をガンガン押してくるのかと思ったら意外に中途半端な感じに。
大舞台でのフォーメーションは、二階席から見てきれいであった。

渡り廊下走り隊7
存在感ではまゆゆ渡辺麻友)が、トークではシンディー(浦野一美)が引っ張る。
乃木坂もそうだったが、時間配分的にMC多めに織り込んでくるのがAKB系の特徴か。
そのMCも内向き傾向で自分たちのファン向け、ファン寄り。

ももいろクローバーZ。
オーバーチュアーの儀式的荘厳さが、そのまま新曲「Z女戦争」の世界観と繋がった。
私にはまるでミサが行われている宗教的空間のように感じられた。
そしてもう一曲「行くぜっ!怪盗少女」。
勿論悪くはないが、後で時間オーバーとの指摘があったとか。
ならばエビ中と同じく一曲のみで良かったのでは。
なにせ「Z女戦争」は7分を超える大作なのだから。
確信犯的ルール破りしてまで敢えて「怪盗少女」やる意味あるのかといえば、蛇足といえる。

東京女子流
8月まで充電期間取っているのだが、事前に決まっていたようで出演。
約一月の振りの公の場。
充電の成果見せようと運営側が考えたのか、持ち時間配分の為か、いつもと曲のアレンジが違うバージョン。
短時間ということもあり、なんか乗れなかった。
バージョンアップ見せるのはまだ先、正式な充電明け後でいいので、こういうお祭りの場はいつも通りのパフォーマンスが見たかった。
またそれを彼女達の事を知らないお客さんに見せたかった。
そういう面ではやや残念。

・SUPER☆GiRLS。
良くも悪くもいつもの感じ。
ノリノリの曲をいつものように煽ってました。
CMに使われている曲だからメジャー感があり、短時間で聴衆を引きつけるパワーはやはりある。

Buono!
ハロプロの三人組イレギュラーユニット。
大舞台での場慣れと、貫禄、マイクの使い方、声の通りが今までのグループとは全然違う!
三人が大きく見えた。
ハロプロ恐るべし」をまた実感。
ただ、ももちの傲慢キャラに対する客の反応が微妙になってしまったところはあった。
笑った方がいいのか、お約束のブーイングして盛り上げた方がいいのか。
しかもそれをメンバー二人が全くフォローしないという、個人主義的関係(?)がBuono!らしい。
しかし、ももちの会話の入り方はプロの仕事だ。

アイドリング!!!
Buono!の後に見ると、オワコン感が何とも言えない。
順番的に三番手くらいで見ればまた印象違うのだろうが。
その反面、菊地亜美のMCトークは凄かった。
完全にバラエティーでやっていける腕とセンスがある。
悪いが彼女しか印象に残らなかった。

指原莉乃
事件後の微妙な時期だけにそのことを直接は触れないが(オープニングのVTRでの謝罪既にあったから、くどいと考えたのか)、涙ぐんだり、中途半端なMCだったりした。
ならそのスキャンダルについて素直に涙こぼしたり、直接謝罪なりした方が双方すっきりするのでは。
そういう点で逆境をチャンスに、スキャンダルを武器に出来なかった。
その真逆が松田聖子だとすると、そういうところが指原の人柄が出て好きとも言えるが。

指原アンコール(サプライズ登場はるな愛と「Yeah!めっちゃホリディ」)後、参加グループ全体で「ヘビーローテーション」。
れにちゃん(高城れに)のキレキレのヘビロテダンスが凄かった。

21時過ぎ終了。

帰宅し、3時前に寝る。