立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

4月9日のらく里

正午起床。
新品のスニーカー履いて外出。
材質軽くて柔らかく歩きやすい。

総武線沿線火災で不通。
本八幡駅からタクシーで小岩に移動す。
何とか時間に間に合った。

本日は談幸師匠のお宅で稽古つけて頂く。
丁寧で理論的なお稽古。
終わってからコーヒーまでご馳走になる。

師匠宅を辞し、間引き運転中の総武線に乗る。
新橋演舞場にて観劇。
忠臣蔵通し狂言・夜の部。

「五段目」。
獅童の定九郎、普通。まぁ誰がやってももうけ役だ。
「六段目」。
五、六段目勘平の亀治郎が素晴らしい。
「型」の意味が全て伝わる。こんなにわかりやすいのは初めて。
ということは、その心情をきちんと理解した上で観客に伝えようという考えがきちんとあるからだろう。
本来、最も心情が受け手に伝わりやすいようにと先人が創造・工夫し出来たのが「型」。
ところが「型」真似ることのみが第一義的に受け継がれ、本来の心意がおざなりになっている場合があるのでは。
落語も然り。
まぁ型真似ているうちに心情伝えられるようになるという技術論もあるが。

「七段目」。
由良之助・染五郎。茶屋遊びに耽っているところ良し。
寺岡平右衛門・松緑。平右衛門のキャラクターが落語の登場人物のようなドジっ子。
今までさほど感じなかったが、確かに本当はこういうキャラ。
松緑に合っていた。

「十一段目」。
大団円。
亀鶴の立ち回り、鮮やか。

帰宅後、稽古していただいた噺早速覚え始める。

DVDにて黒沢清監督「トウキョウソナタ」。
話題になっていただけあり面白い。
母親役の小泉今日子が自然体なのに十二分の存在感。
香川照之の狂気滲む芝居も良い。さっき見たからか、やっぱり亀治郎によく似ている。

新作台本書き。
約一時間、珍しくスラスラ進む。

4時半過ぎていたが、眠れそうもなかったので米焼酎ロック飲む。
琥珀色した熟成焼酎。美味。
グラス傾けながら読書。
小一時間して就寝。