立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月23日のらく里

9:15起き。
本日は昼夜通しで芝居見物。
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新橋演舞場「三月大歌舞伎」。
11時開演の昼の部。
「荒川の佐吉」。
三下やくざの佐吉に染五郎
三下の身の上と己の二つ目としての境遇が重なり身につまされる。
少ししか出ないが幸四郎の親分が貫禄示す。

忠臣蔵「九段目」。
戸無瀬・藤十郎、小浪・福助、お石・時蔵
立役は加古川本蔵・幸四郎、由良之助・菊五郎
藤十郎は相変わらず後期高齢とは思えない元気さ。
そういや落語の「九段目」って今やる人いるのかな。

16:30開演の夜の部。
「佐倉義民伝」。
木内宗吾・幸四郎、妻おさん・福助
渡し守甚兵衛の左團次が存在感。
全体に良かったが、将軍直訴の場での終わり方が暗い。
入り込んで見ていただけに暗い気持ちで休憩に入る。

「唐相撲」。
一転してくだらなーい(いい意味で)松羽目物。
唐の皇帝の前で、日本の力士が家来相手に相撲を取るというもの。
大して大きくない菊五郎がちゃんと相撲取りに見えるから芝居は面白い。
皇帝役の左團次丈が、インチキ中国語で「キャイ~ン」と「ラブ注入」ってポーズつけて叫んでました。
あーくだらない。
この飛び抜けたくだらなさ有しているところが歌舞伎の振り幅であり凄いところ。

「小さん金五郎」。
喜劇調の上方世話物。
金五郎・梅玉、小さん・時蔵太鼓持ち六ツ八・松江、髪結い・秀太郎
いやー面白かった。
秀太郎が出ると急に上方の匂いがする。
あとは松江。

夜の部良かったです。
20:30終演。
雨の中帰宅。

1時「AKB48オールナイトニッポン」。
録音故、普段出られない18歳以下メンバー。
5人もいて誰が誰だかよくわからないw。
AKBに関しては、きりがないので無理してメンバー覚えない方針です。
しかし、誰だかよくわからない放送を楽しく聞くのがラジオ通というもの。

朝布団に入る。