立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

2月15日のらく里

10:10。目が覚める。
珍しく目覚まし鳴る前に起きた。
昨夜焼肉食べ過ぎた為やや胃もたれ気味。

浅草へ。
今年初の「らく里の二階芸術鑑賞部」活動日。
倉庫の二階席亭氏と木馬亭前で待ち合わせ。
浅草21世紀2月公演を鑑賞す。
橋達也先生亡くなってから当劇団初の観劇だ。

前半は演芸コーナー。
いつもオープニングは座長挨拶からだったので誰が出るのかと思ったら、司会として弟子の猪馬ぽん太さん。
違和感ない構成。

若手枠で、風呂わく三さん。
彼と知り合ったのは私の前座入門直後。
5656会館の「ザ・演芸」で彼がまだ漫才やっていた頃だ。
数年に一回くらいの割合でばったりお会いしてはいたが漫談見るのは初めて。
荒井家一本先生っぽいテイストのすかし芸。

フリーパーさん。
京田勝馬先生作のあのネタ「セレブとアラブ」!
いつぞや聞いた時は漫才っぽい会話劇だったが、進化していてコントっぽくなっていた。

甘味けんじ先生。チラシに名前入っていなかったので三木ヒロシ先生の代演か。
甘味さんは一度浅草21世紀公演から抜けているので、木馬亭の舞台での甘味けんじが見られて嬉しい!
落ち着いた感じの坊主漫談でしたが、私はクレイジーになって木魚やリンを乱打するハイテンションバージョンが好きです。
「ラブ注入」ならぬ「南無注入」に一人だけ爆笑。
南無~。

はたけんじ先生。
弟子のわく三さん司会している間に早着替えしてのモノマネショー形式。

歌手の椎名佐千子さん終わって仲入り。
根本貫一さんが一生懸命あんパンと人形焼き売っていた。

今月の芝居は「早春・旭・波静か」。
加藤ちえりさんが素晴らしかった!
彼女も一度劇団から抜けたのだが、昨年くらいからたまに出演していた。
コメディ部分もきちんとこなしていて是非毎月出演してもらいたい。ていうか、再び浅草21世紀に所属してもらいたい!

また、真木淳先生のアドリブ的芝居が面白くて仕方ない。
席亭氏と二人で腹抱えて笑う。

芝居後に橋先生の映像を流しお開き。
ただこの映像が先生の著書「僕の喜劇人生」に付録でついていたDVDからのものだけだったのが残念。
浅草21世紀座長時代の映像は是非入れて欲しかったし見たかった。
もしお別れ会で映像流すのならそうして欲しいなぁ。
また「浅草パラダイス」歌って終わるエンディングもあった方が湿っぽくならずに良かったかなと思った。

しかし皆、気負わずのびのびした芝居でとても楽しかった。
橋先生もあの世で喜んでいると思います。
浅草21世紀は永久に不潔です!…いや、不滅です!!

終わって席亭氏と一杯飲みながら感想をと思うも、目当ての店数軒開いておらず、東武浅草駅前のせんねんそば。
テーブル席で食券制のつまみを食しつつサワーなど。
21時解散。
何だかんだで四時間近く滞在。

帰宅後、TBSラジオ「Dig」。
女性の貧困問題。

23:40、一旦文化放送嗣永桃子のプリプリプリンセス」。
ももちが大学生って初めて知った!
大学生であれは…、逆に凄いのか?

1時前に就寝。