10時起床。
昼前に家を出る。
横浜線十日市場駅待ち合わせ。
初めて降りる。
談修兄さん・吉笑さんと、世話役の方の車で会場へ。
立派な中華料理屋・東名台さんにて「東名台落語会」。
二階のお座敷に高座。
いいお客さんとやりやすい舞台で有り難い。
吉笑 道灌
らく里 長短
談修 芋俵
仲入り
らく里 目黒の秋刀魚 ーかっぽれー
談修 夢の酒
仲入り中に談修兄さんの元に家元訃報入る。
お客さんには伝えずにそのまま進行。
終演。
談修兄さんは急遽直弟子の会合に行く為、私と吉笑はお客さんとの打ち上げに残ることになった。
居てもたってもいられないが仕様がない。
ニュースではもう家元訃報流れている筈だが、お客さんは皆まだ知らない。
主催者の意向で家元のことを伏せるという。
心の中では泣きながら、お客さんとパァパァ笑顔でしゃべらなくちゃいけない。
つくづく因果な商売だと思った。
きっとお客さん皆家に帰ってすぐこのニュース知るだろう。
吉笑と帰途の電車、お互いやるせない想い。
何かあるかもとどこかで待機しようとも思ったが、とりあえず何の情報もないので自宅に帰ることに。
帰宅しニュース。
訃報の特集。
呆然として何も手につかない。
色々な想い。
数時間ぼーっとする。
深夜、ふとくよくよしても仕様がないという気になり落語稽古。
少し気が晴れた。