立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

9月26日のらく里

昼前起床。
旅の疲れで10時間近く寝てしまった。

水曜日の会のネタさらうも、スムーズにいかない。
予定通り終わらない。やばいかも、と焦る。

夜、自転車で両国亭に向かう。
倉庫の二階村田席亭の「国語算数理科社会」勉強に。
開演一分後に到着。
何回かこの会お邪魔しているが、今日は声の出が良く明るい印象。
プライベートでいい事でもあったのかしらーん。

話題は多岐なようで関連性深い。
本の整理整頓、収集と記憶、日記と鬱病

自身の体験や見聞から、公開を前提とした詳細な日記(ブログ等)をつけ続けることの鬱の危険性に触れ、
「色々な芸人さんのブログ見てて、その点今心配なのはらく里さんです。あとはえーと…その他の人は…ちょっと今は思いつかないんですけど」。
えー俺だけ!

後半は、気違いの独自ルールについてや、落ちのないマクラで笑わせる昇太師研究等の話。

この会、初期の頃に比べアカデミックな要素強化され興味深い。
ただ笑わせるだけの芸人のトークライブでなく、またテーマを事前に公表して話す講演会でもない。
話のテーマ・会の形態も特殊だ。
世間一般の尺度でいうと変わった会。
興味・センスが合う人には独特の面白い会だ。

終わって打ち上げにも参加させてもらう。
あとの参加者は、猪馬ぽん太さんと墨田ペトリ堂氏。
両国駅前の庄や。初めて入った。
途中で、オフィスねこにゃ席亭氏も合流。
お会いしたのは久しぶり。
本日は和服。柏の志の春の会に行っていたとか。

ネタが終わってないので帰ろう帰ろうと思いながら帰りそびれるいつもの形。
結局終電なくなるまで残ったのは、倉庫の二階席亭氏・ぽん太さん・私の三人。
いつもよく二次会で使う豚゛龍(どんりゅう)に行くも今日は二時までということで諦めカラオケへ。

部屋に入るなり席亭はダウン。爆睡。
ぽん太さんと四方山話。
そのぽん太さんも2:30頃帰ってしまったので、一人でカラオケ本人映像(要はPV)を見続ける。
傍から見ると寂しい光景だろうが、楽しいよ!

ただ両国駅前の歌広場は本人映像が少ない機種。
その為「あ」から「ん」まで順に検索し、めぼしいPVほとんど見られた。
AKB系からハロプロ系、80・90年代アイドル中心。

久しぶりに森高千里「17才」見た。
色違い衣装の三人の森高が踊るだけの有名な映像。
ごくシンプルだが当時の森高の特性最大限引き出している。
私の中の森高は、アルバム「ザ・森高」くらいまで。
「渡瀬橋」とかになると全然違う。
この頃(アイドルからシンガーへの明確な移行期)の森高は、天皇人間宣言みたいなものだ。
でも僕たちは、森高にずっと神でいて欲しかったんだ。
まぁ惰性でずっとファンだったけどね。

しまいには見る曲なくなり浅香唯とか新垣結衣、バニラビーンズ、ガガガSPのPVまで見た。

総括すると、AKB系PVのクオリティーは高い。
あれだけの人数をさばきつつそれぞれの見所も作る。
細かいカット割ながらもごちゃごちゃせずテンポ良い。
新曲「フライングゲット」のPV初めて見たが、香港映画テイストのキル・ビル風映像(そもそもキル・ビルが香港映画オマージュ多く含んでいるが)。
上手くメンバーの戦いというストーリーに絡めている。

フリータイム終了の5時になり、倉庫の二階席亭氏起こしてカラオケボックス退出。
席亭は総武線で、私は自転車でそれぞれ帰宅す。
 
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これが「国語算数理科社会」の看板。
これだけ見てフリーで入ってくる人はかなりの強者!