立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月30日のらく里

夕方、日本橋亭へ。
プロレス好き芸人による演芸会「WWW」第三回。

今までは会場が広小路亭だったので大人の事情で落語協会員は出られなかったが、今回は落語協会からも出場。
落語協会落語芸術協会円楽党立川流講談協会東京演芸協会と6団体から参加。
まさに「ALL TOGETHER」だ。

大所帯の為事前に全員集まれないので、開場まで慌ただしくリハーサル。
広小路亭と違い楽屋も広く、両袖から出入り出来るので使い勝手が数段いい。

ゲストはJWPコマンド・ボリショイ選手!
私は高校時代、毎月後楽園ホールJWP興行に通っていた。
高校生でお金が無かったので、朝早くから後楽園ホールの落書きだらけの階段に並び、立ち見で見ていた。
ちなみに、当時の私は尾崎魔弓が一番のお気に入り。
堺屋太一が、尾崎魔弓モデルに書いた小説「ヒール」とか読んだわぁ。
あとターザン山本とやってた深夜ラジオ「尾崎・ターザンのロボタッグ」とか聴いてたわぁ。
どっちも超つまらなかったけど。

また、リングス目当てでWOWOWに加入していたT君に頼んでJWP放送を録画してもらっていた。
大黒摩季の番組テーマ曲が懐かしい。
あと、レディースゴングも毎月買っていた。
要は「終着の浜辺」の女子プロレスファンなのだ。
その当時見ていたボリショイ選手と同じリング(日本橋亭の高座)に立てるとは。
高校時代の俺に言いたい!人生諦めるなよ!

私は「WWW」一回目・二回目と連続して高座で単独のネタやったので、今回はネタでの出番は無し。
その代わりボリショイ選手のチョップを食らうという大役仰せつかる。
本番でチョップ受けて吹っ飛ぶ。いやー嬉しかった。
もう一つの出番は、エンディングで藤波の真似して、「我々は殺し合いをしているんじゃないんです」とドラゴンストップの再現をすること。こちらも大役だ。
しかしなんなんだこのオチはw。

お囃子・千秋姉さん編集の映像が今回も面白かった。

打ち上げでは皆で楽しくプロレストーク
ボリショイ選手と同じJWP所属の春山選手・KAZUKI選手も参加していただく。
ちょっとイッちゃってるレベルのプロレス者・柳家小太郎さんと私がその近くの席に座らせていただく栄誉を得る。
しかし、ファン同士なら気楽にああだこうだ話せるが、憧れの選手だとそうはいかない。
緊張して話なんて出来るもんじゃない。
ただ、ダイナマイト関西さんが合羽橋でまたお好み焼き屋再開してるお話聞けたのが嬉しかった。

しかし小太郎さん、高校時代とか話し合う人居なかったんだろうなと思わせる匂いがする。
私もそうだったので、同病相憐れむというやつか。
こういう風に話が合う人に出会うと、この世界に入って本当に良かったとしみじみ思う。

もう少し飲んで話したい気持ちあったが、後日改めて打ち上げやろうということで清く解散。
皆でJWPの試合も見に行こうという話もまとまる。

気持ち良く帰宅し、深夜「梅田彩佳リッスン?」聴取。
梅ちゃんのハスキーボイス、好きです。
ラジオパーソナリティを長くこなしていただけあって完成されている感あり。その分伸びしろはどうなのか?
…てなこと考えているうちに寝落ちしてました。