立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

8月6日のらく里

午前起床。

準備して自転車で家を出る。
亀戸カメリアホールにて映画上映会が行われる為。
「江東シネマプラザ出前上映会」。
外出しての映画鑑賞久しぶり。
引っ越して以来、映画館通う回数減っていたのを憂慮していた。
今回は映画館ではないが、大スクリーンで見ると印象全然違うものだ。

ペダル漕いで20分弱、ホールに到着。
13:00開演の第一部「おかしな奴」。
\500払って入場。
ほぼ一杯のお客。ほとんど団塊世代より上。

渥美清が落語家・三遊亭歌笑演ずる本作を十代後半に知ってから見たいと思っていた。
が、当然のように当時のレンタルビデオ屋にはこんなマイナー作品置いてない。
何度か名画座で上映していたが、日程合わなかったりでずっと見られなかった。

面白かったが、渥美清=喜劇だと思ってお客が何でもゲラゲラ笑う。
お婆ちゃん、そこ笑うとこじゃないよー。
いい歳して人生の哀愁とかわからないのかね。
しまいには、歌笑が米軍ジープに轢かれて死ぬとこでも笑い声起きてた。
そこ笑っちゃダメ!

沢島忠監督の技巧的な画が効果高める。

一度ホール出て日高屋にて遅い昼飯。
つけ麺とビール。

16:30開演の第二部は「喜劇 大安旅行」。
また\500払う。
さっきよりは一、二割程客少ないか。

親子役の伴淳三郎フランキー堺の絡みが最高。
コメディアン同士が作り出す笑いの相乗効果。

温泉ストリップに入ってのギャグシーンあるのだが、裸がガンガン出る。
多分ストリッパー役の一人は、貴乃花若乃花兄弟母親の花田憲子
こんなの区のイベントで流していいのか?
観客のおばさん・お婆さんらがストリップシーンの生々しい裸で少し固まる。へっ、ざまーみろ!そんなに何でもかんでも笑わさないぞ。

コメディ映画の傑作。
見終わった後単純にスカッとした気分になる。
いい心持ちで自転車乗って帰宅。

夜、買い物ついでに砂町銀座商店街の祭のぞく。
昼間には漫才のホンキートンクさん来ていた模様。
スピーカーから蛍の光流れ、この日の祭もう終わる寸前。
ヤンキーとか酔っ払いとかガキ連れ回してる馬鹿そうな夫婦とかろくな奴がいなかった。
普段はそんな街じゃないのになぁ。
 
イメージ 1
亀戸駅前公園の象徴。羽はえた亀!