立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月21日(金)の志ら玉

雨。
梅雨入り。
9時起床。
 
Amazonプライムビデオ、ヴィットリオ・デ・シーカ監督「終着駅」。
1954、伊・米。
男女の別れをベースとし、広い駅の中でストーリーが完結する粋な作り。
 
夕刻、新宿三丁目
地上出ると雨上がっていた。
 
19時、花園神社境内紫テント、新宿梁山泊「おちょこの傘もつメリー・ポピンズ」。
唐十郎、演出金守珍。
カミさん知り合いの関係者の方にプラチナチケット取って頂き、観劇。
私自身、二度目のテント芝居。
中村勘九郎寺島しのぶ豊川悦司六平直政風間杜夫出演の豪華版アングラテント芝居。
勘九郎の声の通りと、テンポ、滑舌の良さが図抜けており、歌舞伎基礎体力の凄さ実感。
風間杜夫台詞回しのリズムとメロディーに、アングラ芝居伝統の香り。
ラスト、テントが開いての勘九郎宙乗りで、カタルシス。きちんとした劇場設備でない、言わば危険な仕掛けに、江戸時代芝居小屋のケレンとはこの危うさ含みのエンターテインメント精神であったと気付く。
松也丈が見に来ており、我々の直ぐ前の席。ぎゅうぎゅうのテント小屋、小さなパイプ椅子で一緒に見ていた。
 
松戸の「日高屋」で遅い夕食。
 
0時半帰宅。
戴き物のさくらんぼを食べる。
 
2時半就寝。