立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

10月25日(火)の志ら玉

曇。
9時起床。
 
正午、国立劇場、「通し狂言 義経千本桜」。
 
コロナ始まったばかりの時期に公演中止になった「通し狂言」が日の目を見る。
当時舞台公演そのものは中止になったが、後にネット上で無料公開されたものを見ていた。
しかしそれは国立劇場の記録用らしいカメラワークで、無観客収録、ほぼ引きの画。
画面越しに見て芝居の魅力を十分引き出す様な映像では無かった(急遽の無料公開故それに対する不満は無く、寧ろ有難かったが)。
その際に最も気になった場、Bプロと称された「椎の木」・「小金吾討死」・「鮓屋」を見に来た。
 
開演前のロビーでブラック師匠にお会いし、御挨拶。
いがみの権太、菊之助。「椎の木」、生世話の様子の良さ。しびれる。
小金吾、萬太郎。最近どんどん良い役が付いている。
お里、米吉。この人の町娘、田舎娘は、可憐さと俗っぽさの表出具合が大変に良く、とても可愛らしい。ニンに合う、というやつ。
梅枝・権十郎・吉弥・又五郎
15時半終演。
 
「ファミー」。
サウナ五セット。
元からここは90℃位の温度だが、体感的にいつもより随分温く感ず。
よって全ての回、サウナ時計一回りの十二分以上入っていた。
 
夜、寒さ増す。
そして強風。
2時前就寝。