立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月5日(土)の志ら玉

晴。
10時半起床。
 
集英社新書、古谷経衡「毒親と絶縁する」読了。
両親からの「教育虐待」体験と、それが原因でのパニック障害発症、そしてその後の人生、を記した著作。
「はじめに」から凄絶。
親からの虐待構造を通じての植民地化構造分析が、歴史を学んだ著者らしく、また非常に理解し易い。
古谷氏自身も他の文章で書いていたが、西村賢太文体の影、判る者には判る。
「加害者」の西村賢太と「被害者」の著者、「私小説」の西村賢太と「ノンフィクション」の著者。
そこにコインの裏表というか、同一面というか、感じ入る。
改めて、西村賢太氏を偲ぶ気持ち生まれる。
 
ネットで確定申告済ませる。
手を付けるまで気が重かったが、意外にすぐ終わる。
それは、収入減だったから…。
 
深夜にこたつでうたた寝
日が昇ってから布団で寝直す。

 

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