立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

2月5日(金)の志ら玉

晴。

10時半起床。

 

文春文庫、池波正太郎鬼平犯科帳(一)」読了。

ここ数年、CS・BSで各種「鬼平」見続けているが、本家の小説はきちんと読んでいないと気付き、手に取る。

各TVドラマ版「鬼平」で、本書収録の各話が原作となっているので、その配役やシーンを自然と思い出しながら読む。

「老盗の夢」が、最もテレビ版とは異なる小説的味わいが出ている、か。

 

夕方、仮眠。

 

Amazonプライムモーガン・スパーロック監督「スーパーサイズ・ミー2:ホーリーチキン!」。

2019、米。

監督自らファーストフード店を開店させるというところから、あらゆる点での業界の体質が浮かび上がる。

「ビッグチキン」と呼ばれるアメリカ五大鶏肉企業の養鶏家への搾取の実態。

物流企業と個人事業主のドライバー(ケン・ローチ監督「家族を想うとき」)、コンビニ会社のオーナー制度(原一男監督「れいわ一揆」)、ウーバーイーツと配達員等々と同じ構造。

資本主義社会が行き着いた「大企業」による搾取体制の強化は、益々拡がる。

 

5時就寝。

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