晴。
風強し。
11時半起床。
「泣き味噌屋」。
ゲスト谷啓。同僚の志ん朝師にねちねち怒られたり、からかわれたりする絡みが面白し。
前半・中盤の怪談場は御馴染みだが、後半仇討ちの詳細を知る。
解説久保田万太郎。昭和三十一年の文章だが、劇化された昭和三年九月本郷座「真景累ヶ淵」通し狂言劇評を引用しているのが大変興味深い。
その引用内に「円朝に対する判断」断片がある、と。
この円朝作珠玉の「テキスト」群をどう扱い、どう取り組み、どう味付けしていくか。落語家として一生の大きな課題也。
4時就寝。