立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

6月10日(水)の志ら玉

晴。

風強し。

11時半起床。

 

16:59、BS11、「鬼平犯科帳'75」。

「泣き味噌屋」。

ゲスト谷啓。同僚の志ん朝師にねちねち怒られたり、からかわれたりする絡みが面白し。

 

岩波文庫三遊亭円朝作「真景累ヶ淵」読了。

前半・中盤の怪談場は御馴染みだが、後半仇討ちの詳細を知る。

解説久保田万太郎。昭和三十一年の文章だが、劇化された昭和三年九月本郷座「真景累ヶ淵」通し狂言劇評を引用しているのが大変興味深い。

その引用内に「円朝に対する判断」断片がある、と。

この円朝作珠玉の「テキスト」群をどう扱い、どう取り組み、どう味付けしていくか。落語家として一生の大きな課題也。

 

4時就寝。