立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

3月13日(金)の志ら玉

曇。

 

午前中、宅急便でチラシが届く。

二度寝、13時起床となる。

 

田原町

18時、木馬亭、「根本貫一芸能生活10周年記念ライブ」。

芸術鑑賞部活動日で、倉庫の二階席亭氏と会場内合流。

 

こんな時期だが、なかなかの数のお客さんが、貫一さんを純粋に応援してやろうと集まっており、感心。

良い側面での、浅草のお客さん、という感じ。

大昔から「浅草のお客さん」の演芸に対する接し方はこういう感じなのだろうな、と思わせる。

損得なく芸人を応援し、その結果偶々売れる人が出てきた、といった感覚を思う。

 

澤田隆治氏挨拶。

八十七歳と高齢だが、喋りもしっかりしており、まだまだお元気な様子。

大学生だった貫一さんがこの世界、「浅草21世紀」に入った経緯を詳しく知る。

 

口上。

フリーパーお二人と貫一さん。

 

映像上映。

その大学生時代の「笑い講座」の様子中心に編集。

故橋達也先生が絶好調で嬉しくなる。

 

監督コント。

大上さん・しのはらさんに貫一さん。

学生時代映像内コントの再現。

 

仲入り挟んで、フリーパー。

「セレブとアラブ」。

途中からネタ脱線し、完全フリートークでの愚痴になるのも一興。

 

トリは、貫一さんと石井誉之さんの漫才。

トリでネタ下ろしはなかなかの度胸。

大変面白し。

ネタは貫一さん作と推測。

この二人で是非続けて頂きたい。

 

エンディング。

座員一人一人を呼び込み舞台に上げ、貫一さんが思いを伝える。

ギャグも混じり、全く計算にはないだろうが、とても良い趣向での締め方となった。

不思議な芸人、不思議な世界、である。

そしてその空間にうっすら感動を得る。

良いものを見た。

 

司会猪馬ぽん太さん。

20時半前終演。

 

席亭氏と「小粋そば」にて感想語る。

私はホッピー。

気付いたら閉店時刻。

 

帰宅後、うたた寝

 

ゴミ捨てして、6時就寝。