立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

12月4日(水)の志ら玉

晴。

11時半起床。

 

掃除機かけて、冬物カーペットを敷く。

 

バスで池袋。

本屋で買い物。

 

新宿。

コンビニで、年末kolmeのワンマンチケット押さえる。

劇場で映画のチケット買って後、「サイゼリヤ」で夕飯と時間潰し。

 

テアトル新宿、レイトショー。

片嶋一貴監督「M/村西とおる 狂熱の日々 完全版」。

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2019。

1996年、バブル崩壊後の借金巻き返しを図った村西とおる監督4時間DVD「北の国から 愛の旅路」の撮影風景を追う。

そのメイキング映像監督清水大敬の映像を使用。実質彼の作品とも言える。

そしてそのDVD作品は全くもってつまらなそうなのだが(そこが笑い所でもある)、その後定番化した長時間DVD作品の先駆けであったり、SODの全裸シリーズを先取りした様なコンセプトがあり、村西とおるの早過ぎたアイデアを今見ると思う。

後半「地獄の黙示録」の音楽流れる場あるが、その撮影現場にコッポラのドキュメンタリーがよぎるのはよくわかる。

村西とおるが泣く二つのシーンが印象的(ぼろぼろ泣きながらドラマ演出つける部分と、黒木香の話をしながら涙が滲む今現在のインタビュー)。

「お待たせ致しました。お待たせし過ぎたかもしれません」の村西節、最高のパンチラインである。

オープニングインタビューの宮台真司の村西評、「『過剰過ぎる』ということは無いということを村西作品から教わった」は至言也。

 

2時就寝。