立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

四派で深夜

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1月22日新宿末廣亭に出演。
落語好きの人以外には全くわからないだろうが、いろいろ複雑な事情があって我々立川流末廣亭には出られないことになっている。
よく地方などに行くと、地元のあまり落語をご存知でない方から「普段末廣亭とか出てるんだろ?」などと言われる。
いちいち詳細に説明するのが面倒なので「えぇ…」と適当に濁してしまう。
今も説明面倒なので知りたい人は各々調べて欲しい。
末廣亭出演はそんなハレの日なのだ。

違う協会の皆さんとお話できるのも新鮮で楽しい。
普段お会いしない方の高座が見られるのがとても勉強になる。

末廣の楽屋はカバン持ち等で何度か訪れたことあるがやはり新鮮だ。
きょろきょろ物色しファンに戻ってしまう。

高座に上がるのは前回の「四派で深夜」以来二度目。
前回出演の際、ものすごく喋りやすい空間という印象だった。
今回も噺の前半は調子よく喋れる。
やはり喋りやすいなぁなどと余裕ぶっこいて考えてるうちに普段喋り慣れたネタをつっかえ間違える。
あぁ…!
末廣亭の神様に蹴られた瞬間だ。
伝統ある小屋に心構えを教えられた夜だった。