立川志ら玉の現場主義日記

-志ら玉ブログ- 落語家・立川志ら玉の何も事件が起こらない日々

1月2日のらく里

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昨年に続き今年も立川流全体の新年会がなかった為、本年は師匠宅にて志らく一門のみの新年会。
黒紋付の正装で師匠宅へ。

二つ目になって何が嬉しかったといって新年会に参加できるということ。
前座時代ももちろん参加してはいるのだが参加の実感はまるでない。
スーツ姿で馬車馬のように下働きをしなければならずとにかく忙しくそれが長時間に及ぶ。
しかも一門対抗の前座余興合戦がありこれが地獄のプレッシャーなのだ。
何しろ家元をはじめ全真打、兄弟子の前で何か披露しなければならない。
下手なことをして座を白けさせるわけには絶対いかない。
他の一門とかぶらないように毎年新ネタを作って稽古しなければならない。
あれはきつかった…。

二つ目になると席に座って飲食しその前座の余興を笑いながら見ていられるのだ。
二つ目になれて本当に良かったと実感したものだ。

今年は、師匠からお年玉と手ぬぐいをいただきその後新年の訓示を頂戴す。そして宴会。
師匠自らお肉を焼いていただく。う、うま~い!
師匠をはじめお酒をあまり飲まない兄弟弟子が多いなか豪華な食事についビールを飲み過ぎる。
3、4人で師匠宅の全ての缶ビールを飲んでしまったようだ。
そこでおかみさんが越乃寒梅の封を切ってくれる。
そしてお雑煮を出していただく。お、おいし~い!
美味な食事につい日本酒を飲みすぎる。
2、3人で四合瓶2本全て飲んでしまった。

写真は、師匠と師匠宅の愛猫を抱える私。
この時私は既にベロベロだ…。
師匠の目が笑っていない。
酔いが醒め新年早々大いに反省す。